無題1
(アントニン・ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95『新世界より』
第一バイオリン冒頭部  指揮者用スコアの表紙)


無題2
ファゴット(バスーン)の自撮り


 私たちのオーケストラ、「DNAフィルハーモニック」は島根大学医学部出雲キャンパスの「シュールカメラート管弦楽団」の OB・OGを母体とした医師(Doctor)看護師(Nurse) 及び地元在住の芸術家(Artist)で結成されています。僕は団長をしています。

 第5回となる次回の演奏会は、医療関係者が企画、運営、実行を行うオーケストラならではのアイデンティティーにより、音楽を通じて地域の医療、介護、福祉分野で地域包括ケアに彩を添えたいと思います。そこで、普段は家や施設に閉じこもりがちの高齢者、障がいのある方にたくさん来ていただけるようなプログラムにしました。

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 Kv.299は、美しいフルートのソロを開業医の手納信一先生が担当します。そして、アントニン・ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番 ホ短調 作品95『新世界より』第二楽章は「遠き山に日は落ちて」として子供の時から聞いてきた親しみやすい曲です。指揮はともに医師の福庭栄治先生、長坂行博先生です。

 このように、聞き覚えのある曲のプログラムですから、オーケストラの演奏会に縁遠かった方でも気軽にお越しいただけることでしょう。


■演奏会の外出がリハ目的になることに期待


 11月27日(日曜日)に開催予定の次回演奏会を今からご家庭のカレンダーに大きな丸印を付けていただき、いつもと違う日曜日を楽しんでいただきたいと思います。リハビリ中の方であれば、演奏会の外出がリハ目的になることも願っています。当日は、お知り合いや家族や施設の方と連れ立ってお越しいただくことにより、コミュニケーションの向上につながるといいですね。なにより、楽曲の持つ芸術性を楽しんでいただけると思います


■学生時代の憧れの曲


 残りの一曲はジュゼッペ・ヴェルディ作曲 『運命の力』序曲です。僕の中学時代の思い出の曲です。もし、このブログの読者の方が私のようにブラスバンド経験者であれば、吹奏楽コンクールの自由曲として一年中練習したご経験や、ライバル校の演奏を聴いて熱い思いをした方もあるでしょう。

 僕は出雲市立第一中学校という50年間いまだに全国大会常連校のOBです。先日、母校に長男が入学しました。体育館の2階奥からアリーナに鳴り響くブラスバンドの響きは、合唱部の2階観客席から降り注ぐ天使の声と相まって、驚きに値する荘厳なものでした。

 現役時のライバル校は、お隣の出雲市立第二中学校でした。ともに全国大会で金賞を受賞したのですが、ライバルの第二中学校の自由曲がこの「ジュゼッペ・ヴェルディ『運命の力』序曲」で、島根県大会、中国大会、全国大会と毎回美しい音色を奏でており、いつかは自分で演奏したい憧れの曲となったのです。

(参考)
以下に第1回から4回までの DNAフィルハーモニーのプログラムをご紹介します。

平成24年11月24日(土曜日)  第1回演奏会
出雲市民会館大ホール
セルゲイ・ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」
アントニン・ドヴォルザーク 「交響曲第8番ト長調作品88」
指揮 長坂行博、喜久里誼
ピアノ独奏 林朋之(医師:島根大学医学部OB)

平成25年12月22日(土曜日) 第2回演奏会
大田市民会館大ホール
ルロイ・アンダーソン 「ブルータンゴ」 「タイプライター」
ルードヴイッヒ・V・ベートベン 「交響曲第7番 イ長調 作品 92」 より第1楽章
ピョートルトル・I・チャイコフスキー 「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」
ルードヴイッヒ・V・ベートベン 「交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」
指揮 長坂行博
バイオリン独奏 長坂拓己


平成26年11月29日(土曜日) 第3回演奏会
出雲市民会館大ホール
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」より序曲
池辺晋一郎 ファゴットとオーケストラのための協奏曲「炎の資格」
ヨハネス・ブラームス 交響曲第1番 ハ短調
指揮:長坂行博氏
ファゴット独奏 木村恵理

平成27年11月22日(日曜日) 第4回演奏会
大田市民会館大ホール
ルードヴイッヒ・V・ベートベン 序曲 「エグモント」 作品84
マックス?ブルッフ バイオリン協奏曲 第1番 ト長調 作品26
ルードヴイッヒ・V・ベートベン 交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
指揮 福庭栄治、長坂行博
バイオリン独奏 長坂拓己