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写真は、最近新たに建設した当院のミーティングルームの入り口です。
この敷地は元々、季節ごとにハナミズキやバラ、クリスマスローズが咲く大変愛着のある中庭でした。

ミーティングルームを作ったのは、来春、在宅医療に本格的に取り組みたいという意欲を持つ、若く熱意ある先生をお迎えするためです。ここで、患者さんの家族や訪問看護師さん、ケアマネさん、ホームヘルパーさんと面談することを想定しています。

在宅医療に本格的に取り組もうと考えたきっかけは、日本医事新報9月15号「いまどきこだわりクリニック探訪」に登場されていた西嶋公子先生との出会いでした。



■「もし通院できなくなったら往診に来て下さいね」にどう応えるか

今年4月、西嶋先生が当院で導入している電子カルテシステムの見学にわざわざ出雲までいらっしゃいました。
記事にも紹介されていた通り、西嶋先生は高齢化が進む東京都町田市で、地域の健康増進のプロモーターとして常に前向きに取り組まれている方です。
当院に来院された際、そのご経験をお話しいただきましたが、午前は外来、午後は往診のスタイルで一貫して地域医療を実践していらっしゃる謙虚で前向きなご様子に大変感銘をうけました。視察に同行された多くのスタッフに大変尊敬されていらっしゃることも印象的でした。

当院は、今も現役で頑張っている父の協力で年間、数名の方の看取りをしています。しかし、私は通常の外来業務に手一杯で、だんだん年老いていく地域の患者さんたちの「もし通院できなくなったら往診に来てくださいね」というご希望に、どのようにお応えしようか悩んでいました。
そんな時、西嶋先生とお会いして、在宅医療に本格的に取り組む決意ができました。

現在は、介護を理解するため、事務職員が順次、ホームヘルパーの資格を取得するなど、来年度からの新たな出発の準備に追われています。