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あけましておめでとうございます。

巳年にちなんだこの写真は島根県の誇る伝統芸能、石見神楽の大蛇です。この神楽団は大田市にある「土江子ども神楽団」(http://tsuchie-kagura.jp/)により、今年の1月3日に上演されたものです。

朝永振一郎博士がノーベル物理学賞を受賞された昭和40年に私は生まれました。巳年の年男である今年の私の目標は、1)島根でしかできないことをする、2)より公平な職務を遂行する、3)仕組みや人材を育む―。この3点です

■島根でしかできないことをする
 
島根でしかできないこととは、伝統と自然を楽しむことです。島根県西部の石見地方は神楽が盛んです。神楽は速い調子の舞で、勧善懲悪の分かりやすい題材が多く、石見地方の住民は子供の時から神楽に大変親しんでいます。 各家庭のカレンダーも神楽社中のもののことも多く伝統芸能が暮らしの一部になっているのは島根の良さだと思います。私の次男も昨年から石見神楽が大変気に入り、毎日、烏帽子・袴・足袋の装いで、見よう見まねで踊ってくれます。

そして、市街地から車で30分も移動すれば、海や山に到着できるロケーションの良さも島根の特徴です。私は昨年から長男と空いた時間によく釣りに行くようになりました。スキー場やスケート施設へのアクセスもよく、移動時間込みで3時間あれば十分に遊べて、なおかつ人ごみは全くありません。

■公平な職務と重症な方への配慮
 
平時の中、突然訪れる人生の窮地。錯綜する事態の中で、自力では瞬間的には打破できないという状況を幾度か経験し、いつも妻、家族、仲間、専門家に助けられてきました。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

診療所における通常の診察でも時として、緊急疾患や悪性度の高い疾患が明らかになることがあります。この時、患者さんやご家族への十分な配慮が必要だと思います。

どのような症例でも、例えそれが軽い感冒でも重篤な病気でも、職業人としてすべての患者さんに対して公平な業務遂行が必要です。一方で、支援の重要度が高い方には優先的に資源を投入する必要もあり、このバランスがなかなか難しいです。

■仕組みや人材を育む
 
人材育成については、昨年から私が学校医を担当している出雲市立今市小学校の児童を対象とした「ハッピーアスリーツ」の活動を通して実現していきたいと考えています。これは子どもたちにさまざまなスポーツを経験してもらう取り組みで(詳細は前回ブログhttp://jmedj2.com/archives/54318177.html)、先日はスケートを皆で楽しんできました。1時間ですがスケート場全館貸し切りで、アイスホッケー防具を付けて、専門のコーチに教えていただきました。子供の習得能力は素晴らしく、上手な子はたった1時間でもアイスホッケーのゲームを楽しむまでになりました。子供たちには多くのスポーツを本格的に体験してもらって、是非健康に育ってもらいたいと願います

子供の教育を「将来の人材育成」と考えると、夢があってとても楽しいですよ。
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仕組みづくりに関しては、この1月から島根県全県の医療ネットワーク「まめネット」が稼働しました。私はこのネットワークの運営を担当しています。今後のブログで詳細をお知らせする予定ですが、スタート(発芽)したばかりの「まめネット」を、是非多くの医療関係者に利用していただき、患者さんのために役立つよう育てたい(生育)と思います。
 
そして当院では4月から本格的に在宅医療に取り組みます。これまで通院していただいた患者さんがお年を召されて通院困難になられたり、あるいは悪性腫瘍等で在宅療養を余儀なくされた方のご要望に応えたものです。高校、大学の後輩である若手の先生が在宅診療を担ってくれます。交替で24時間365日体制となりますが、私も共に頑張りたいと思います。